爽 屋

作詞家・吉里爽のルーツである音楽、書籍、その他諸々をご紹介していきます。 キーワードは「大人向き」。

1970/11/18(Wed) 01:05
夜来香
山口淑子(李香蘭)ビクター・オーケストラ 佐伯孝夫

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01. 懐かしのタンゴ
02. 夜来香
03. 東京夜曲
04. 珊瑚礁の彼方に
05. ロンドンデリーの歌
06. 歩きましょう
07. 暗い部屋
08. 花はなんの花(五木子守唄)
09. 花のいのちをたれか知る
10. ふるさとのない女
11. 何日君再来
12. 郊外情歌
13. 黒い百合
14. 蘇州夜曲
15. 七人の侍
16. 心曲

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♪夜来香 (イエイ・ライ・シャン)  / 李香蘭 (山口淑子)
・作  詞:黎錦元 (Lee Ching Kwang)
・作  曲:黎錦元 (Lee Ching Kwang)
・日本語詞:佐伯孝夫

♪あわれ春風に 嘆くうぐいすよ
 月に切なくも 匂う夜来香 この香りよ
 長き夜の泪 唄ううぐいすよ
 恋の夢消えて 残る夜来香
 (冒頭の歌詞より)

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さて、いきなり昭和歌謡。
いや、もっと言うなら、戦中歌謡か。

この曲を初めて聴いたのがいつだったのか、さっぱり思い出せない。
幼い頃、両親が見ていた懐メロのTV番組で、渡辺はま子さんという方が
歌っていた気がする。
当時の自分は、小学校に上がる前だったのか、小学生だったのか?
幼心に切ないメロディが心に響いたのか、心の奥底にずっとこのメロディを
覚えていた。

時は流れて、2002年夏。
遊佐未森さんのカヴァーアルバム「檸檬」がリリースされ、
記憶の彼方に埋もれていた名曲と再会を果たすことになる。
この曲の誕生と李香蘭こと山口淑子さんに関するストーリーは割愛するが、
切なくも美しいこのメロディは、間違いなく吉里爽の音楽的なルーツ。
この曲が流行った当時の複雑な政治背景はあったにせよ、
中国のコンポーザーが書いたスローなルンバ(!)が時代を超えて
聴き継がれていることに、敬意を感じる。
名曲は、音楽は、文化は、国境を超え、時代を超え、人種を超え、
そして海を超え、伝播していくもの。

いつか、この曲に合う女性ヴォーカリストと出会えたら、
オリジナルを尊重したアップデートなアレンジで
ライヴで披露してみたい。
できれば、チャイナドレスのよく似合う美しい人がいいね(笑)。
メンバーにアレンジを頼むなら、適任者はかぜかな?
なぜなら、この曲のよさをしみじみ分かち合える友人&
ミュージシャンは、彼だけだから。

最後に、2003年の7月3日の Songs On the Web のBBSから
関連記事を転載する。

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ミュージカル「李香蘭」を観劇・・・

かつて訪れたロンドンの古いシアターと違って、劇団四季の劇場は
左右の壁にバルコニー席がなかったですね。
それはともかくとして、何と言っても聴きたかったのは、
フェイヴァリットソングの♪夜来香(イェイライシャン)。
改めてそのすばらしさに感激して、ずっと探していたオリジナルのCDを
迷わず購入して帰りました。
ジャケット写真は・・・、相当きれいですね。
純白のチャイナドレスで歌う主演女優の野村玲子さんの美しさもさることながら、
李香蘭こと山口淑子さんの当時(戦時中)の美しさと言ったら、
言葉が見つからないほど。
劇中歌で「李香蘭の人気は♪今の浜崎や宇多田なんて、めじゃないよ」
なんて歌われていましたが(笑)、
確かに「絶世の美女」とはこのことか!と思いました。
以下のような実話をミュージカル化しているのですが、
平和な時代に生まれ音楽に愛情を注げる我々の幸福を噛みしめました。


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吉里爽

Author:吉里爽
作詞家。
プロデューサー。
スイッチヒッターの二塁手。
音楽事務所「株式会社 爽」代表。

自分史を書くようなつもりで、
自らのルーツを探っていきます。


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