爽 屋

作詞家・吉里爽のルーツである音楽、書籍、その他諸々をご紹介していきます。 キーワードは「大人向き」。

1981/04/01(Wed) 10:36
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集
矢沢 永吉
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この本に出会ったのは、高校生になった頃。
教科書なんて読まずに、こればかり読んでいた気がする。
「人間はビジョンを持って、それに向かって生きるんだ」
とこの本に諭されて、やっと自我が目覚めたような覚えがある。

当時、BOSS (矢沢永吉さん)は、something new を求めて、
渡米した時期だった。
そして、ドゥービー・ブラザーズのメンバーや
ロスの一流ミュージシャンとのコラボレーションを実現。
いや、彼らをバックに従えて発表されるアルバムの数々は、
どれもこれもピカピカにブランニューなサウンドだった。
それは「邦楽ロック」の枠を軽く飛び越えていて、
吉里爽という少年を夢中にさせるには充分だった。
この本に書かれているストーリーは渡米前で終わるのだが、
当時夢中で聴いていたロックやソウルのレジェンドたちと共に、
「音楽」という名の魔法を自分にかけてくれたのは
間違いなくBOSS の歌と生き方だった。

閑話休題。

この本を読んで成功した人も多いと聞く。
高校生の頃の自分のように音楽を志した人も少なくないだろう。

人生いろいろ。
紆余曲折、栄枯盛衰は当り前。
30代も後半になってやっとそう思えるが、
大切なのは「自分の道」を見つけることだ。
それさえ見つかれば、後は進むだけだ。
例え、永ちゃんのようにかっこよく突っ走れなくても。

自分が BOSS と仕事をさせていただいたのは、2004年。
初めてこの本を読んでから約四半世紀も後のことだ。
ひとつの夢はかなえた。
そして、今、自分のヴィジョンははっきりしている。
BOSS には、サンキュー!という気持ちしかない。

♪いつか せがれができた時・・・
俺は、この本を贈るだろう。
‘ Just do it!’の気持ちを込めて!

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吉里爽

Author:吉里爽
作詞家。
プロデューサー。
スイッチヒッターの二塁手。
音楽事務所「株式会社 爽」代表。

自分史を書くようなつもりで、
自らのルーツを探っていきます。


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